パートナーの態度や行動に次のような変化があった時が典型的な浮気の兆し!です。
- 態度がそっけなくなる・または気を遣うようになる
- 家にいない時間が増える。残業、休日出勤、出張、飲み会
- 携帯・スマホのロックが解けない。
- ずーっとLINEをしている。
- 金使いが荒くなる。給与を自分で管理すると言い出す。
- おしゃれになる。
これ以外にも、キスマークがある、口紅がついている、香水のにおいがする、せっけんの臭いがする・・

浮気を見極める有効な方法として、「抱きつきチェック」をアドバイスしてくれる探偵事務所もありました。
これは、帰宅してからパートナーに「お帰り」、「ただいま」の言葉とともに抱きつくというもの。
浮気をして帰ってきた場合、臭いを気にして近づけないようにする心理が働きます。また、浮気した直後は、ショッキングなことですが、妻や夫に抱きつかれるのが心理的に嫌なのだとか。
でしょうね。
私もやってみた所、「急になんだよ」と言いながら夫がひどく動揺していました。これを見て確信しました。
決定的な証拠は数百万円の価値
夫の態度から浮気を疑って問い詰めた所で、シラを切られたり、逆切れされたりしたら、どうしますか?さして証拠もなければ、それ以上の追及ができません。
問答無用で相手に浮気していると認めさせる「決定的な証拠」が必要ですよね。
証拠は何も裁判になった時にだけ使う訳ではなく、復縁するにしても、浮気相手との交渉で役立ちますし、離婚をするにしても、裁判でなくとも、パートナーとの協議の際、有利な条件を引き出すのに使えます。
なお、浮気の際の慰謝料の相場は、100万円~200万円(例外的に300万円)。パートナーと浮気相手、双方から取れますので、200万円~400万円取れることになります。
つまり、この額が「決定的証拠の経済的な価値」になります。
決定的な証拠とその取り方は?
不貞行為、つまりパートナーと浮気相手との性的関係を直接示す証拠、もしくは性的関係を推認できる証拠です。
たとえ裁判になっても使える証拠能力の高い順に紹介します。
1.相手との”最中”の画像
証拠力:最強
難易度:最高
これ以上の証拠はありません。最中でなくとも、半裸で一緒に写っている、というような画像も準じた証拠能力を持ちます。
画像は、できれば動画が望ましいです。最近ではデジカメ等で撮影した画像は処理をしたと文句をつけられる恐れがあるからです。
とは言え、静止画像では全くダメという訳ではなく、複数枚、違った日付のものがあれば、それだけ証拠能力が強くなります。
方法
- 相手が自宅に来ている様子があり、その日が怪しいと特定できる場合には、それこそ”押し入れ”に隠れるなどして待てれば、”現行犯で捕まえられるでしょう。
- 自分で隠れて現場をおさえられなくても、防犯カメラにその画像が録画されている場合は証拠になります。もちろん、自宅に防犯目的でカメラを設置していて、”たまたま”、そういう画像が録画されていたとすれば、プライバシー侵害にはなりません。
注意点
怪しい日時を特定することは、あなたが常にパートナーと浮気相手とのやり取りを覗いている、というような違法行為をしない限り、非常に難しいです。
また、そうした現場を目の当たりにしたあなたのショックも尋常ではありません。耐えられますか?
なお!自分で撮影せずとも、パートナーがスマホやケータイにそうした画像が保存されている場合もあります。
が、しかし!夫婦であっても他人のスマホの中身を勝手に見る行為は、プライバシー侵害や、場合によっては不正アクセス禁止法に抵触する危険もあります。
実際、妻の浮気が気になってインターネットメールを200回以上見た夫が逮捕されたケースもありますので、どうしても見たい場合は一度、弁護士や探偵社に相談してからにした方が良いでしょう。
2.ホテル等に一定時間、二人きりで滞在していたこと示す動画
証拠力:強
難易度:最高
最中の動画ほどには直接的ではありませんが、普通男女がホテルに二人きりで入っていくことはありませんので、チェックイン、チェックアウト時に一緒に入ったことを示す画像があれば、不貞行為をしていると十分、”推認”できる証拠になります。
もちろん、ホテルに限らず、浮気相手の自宅の場合の出入り画像も同じような効力があります。
これもできれば動画が望ましいです。
ただ、1回では最高裁の判例でも不貞と認められないとされたことがあるそうですので、2回から3回の画像が必要と、どの探偵社も言っていました。
ちなみに、通常、探偵事務所に浮気調査を依頼した場合、獲得してくれる証拠はコレです。たとえパートナーに言い訳されたとしても、法律上は、不貞行為を十分に"推認"することのできる決定的な証拠になります。
なお、次のようなパートナーの言い訳はよくありますが、言い訳としては成立しにくいそうです。

一定時間ホテルにいたなら、不貞として認められる可能性が高いです。
お笑い芸人のケースのように"グレー"とはみなされません。
相手宅の場合も同様です。

その友達が証言しない限り不貞をひっくり返せないでしょう。

パートナーが浮気相手の家で一緒にいた時の言い訳として考えられますが、本当にその時親がいたことを証明する必要があります。

とでもいえば、普通観念するでしょう。

医師の診断書でその時本当に具合が悪かったことを証明できない限り、信用されません。

動画も撮れば問題ありません。
方法
尾行です。
浮気をする日時・場所が分かれば効率的に尾行できますが、できなければ、毎日のように、パートナーを尾行する必要があります。
探偵の場合、1人でやることはほとんどあり得なくて(トイレ等で目を離す可能性があるので)、普通2人、3人で行います。
注意点
パートナーの顔と浮気相手の顔がハッキリと写っている画像を撮影するのは非常に難易度が高いです。相手に近寄れない場合には、望遠レンズ付きのカメラなど特殊な機材が必要になります。
尾行一つとっても、相手にバレないように追跡するのは想像以上に困難です(困難でした)。
シロウトが尾行をすると相手から離されまいと必死になって見てしまうので、目が合ってしまったり、画像をきれいに取りたいと近づきすぎて、見つかったりして、失敗に終わることが多いそうです。
また、実際にホテルに入っていくパートナーを撮影するのは精神的に相当につらいです。あまりのショックで手が震えることもあるそうです。
3.パートナーの”自白”画像
証拠力:強
難易度:高
犯罪でもそうですが、自白が裁判では有力な証拠になります。もちろん、暴力など不当な方法で強制した自白は証拠になりませんが、相手を冷静に追い詰めて、自白させ、それを動画で残せておけば、上の2つの証拠同様に強力な証拠になります。
現場を押さえたり、尾行してホテルに出入りする画像を撮影するのに比べれば、比較的難易度は下がると言えますので(もちろんパートナーの性格にもよりますが)、最も現実的な方法と言えるでしょう。
方法
- 決定的な証拠ではなくとも、状況証拠をいくつか揃えて、冷静に相手を追い詰めて自白を迫ります。
- 状況証拠としては、メールやLINEのやり取り、フェイスブックなどSNS上での浮気相手とのやり取り、相手との親密な関係を示す写真、ホテルやホテル近くのコンビニ、レストランを使ったことを示すカード明細、レシート、見たことのないネクタイやワイシャツといった物的証拠。
- 浮気相手の情報。私はここまで知っているという事をはったりで示すだけでも動揺して観念する場合があります。
- 共通の知人からの情報、近所の噂話、もしくはそうした情報や噂話がなくとも「そうした事を聞いた」と”かまをかける”。
- なお、メールなどのやり取りは、画面をスマホで写真撮影すればOKです。
注意点
- 脅迫にならないよう、決して激高したり、感情的になったりしないよう、感情の高ぶりを抑えて淡々と相手を問い詰めることが必要です(スゴイ難しいですが)。
- 後になってパートナーに「あの時は脅迫された。だから自白画像は無効」といった言い訳を許さないよう、一部始終を動画で撮影しておくのが良いそうです。
- 状況証拠は、複数揃えても、相手の浮気を証明する決定的な証拠にはならないことがほとんど。相手にシラを切られたら、それ以上、問い詰められません。
- また、シラを切られた挙句、相手に警戒されて、その後、探偵に頼んでも証拠をつかめない、なんてこともあるそうですので、パートナーの性格などを踏まえて、例えば浮気性で今までも散々シラを切られてきた場合には、望み薄なのでやらない方が良いでしょう。
4.メールやLINE、SNSのやり取り
証拠力:弱~中
難易度:低~中
ベッキーさんの件でも注目されたLINEのやり取りやメールのやり取りは、先ほども言ったように、決定的な浮気を示す証拠にはなりませんが、それでも集めておけば、相手によってはこれだけで動揺して自白する人もいますし、数多く集めれば"合わせ技一本"的に「不貞が推認できる」と証拠能力が高まることもあります。
また、複数回のメールで、直接的に性的関係を示す文言がつづられていれば、「ただの言葉遊びだよ」と言い訳をされたとしても、浮気を推認する証拠となる可能性があります。
方法1:スマホなどのパスワードを突破する
- 相手がスマホなどから離れている時を見計らって操作する場合は、その際、問題になるのがパスワードですよね。ただ、人間複雑なパスワードは覚えられないもの。ほとんどの人は拍子抜けするほど簡単な数字の組み合わせを使っています。
- 最も多いのが、誕生日、電話番号、会社の社員番号です。
- 誕生日は子供のものを使う人も多いですね。電話番号は前の家のものも試してみましょう。社員番号は分からないかもしれませんが、それとなく聞いてみるしかありませんね。
- 何度も間違えるとロックされる場合もあります。大体5回が上限です。
- アイフォン(iPhone)ならパスワードの代わりに指紋認証なので、パートナーが寝ているすきに、指をあてる方法もあります。
- なお、最新のiPhoneXは顔認証で、寝顔には反応しないので、この手は使えません。
- 証拠を発見したら、速やかにあなたのスマホのカメラなどで画面を撮影しましょう。
方法1:LINEなどのやり取りを転送する
これをまず試そうと思うかもしれませんが、これは上の場合よりもプライバシー侵害等の法律違反に問われる可能性が高いそうです。
私の場合はパートナーが理路整然とやり込める質の人だったので、探偵から「止めた方が良い」は言われました。
注意点
- 先ほども言ったように、実際は、そのような明確に不貞行為が書かれた文面は"まれ"ですし、そもそも!他人のスマホやケータイの人とのやり取りを盗み見るのは、プライバシー侵害、不正アクセス防止法違反に問われる恐れがありますので、注意してください。
- と、一応注意喚起をしたうえで、それでも夫婦間の話で、しかも数回見ただけの場合で法律違反に問われるかと言ったら、実際はそこまでの違法性はないと判断されるのが現状だそうです。
http://president.jp/articles/-/4061
5.GPS履歴
証拠力:弱~中
難易度:低~中
これも上のLINEのやり取りと同じで、法的には決定的な証拠にはなりません。誤差範囲も大きく、例えラブホテルに数時間滞在しているデータが手に入っても、


と言われたら、それ以上追及できません。
しかし、相手によっては、このデータを突き付けただけで、観念し自白を取れることもありますので、取れるなら取っておきましょう。
方法1:スマホの位置情報の履歴を取る
- 元々、あなたのスマホやPCが、相手のスマホの位置情報をとれるよう設定されているのなら問題ありません。
- アイフォン(iPhone)ならiCloudにログインすれば、相手の現在位置をかなり正確に確認することができます。
- パートナーの位置情報をとれるよう設定されていない場合は、"ほぼ無理"です。万一、あなたがパートナーのiCloudにログインできたとしても、その通知メールがパートナーのスマホに行ってしまうのでバレてしまいます。
方法2:車のGPS履歴を見る
- ほぼすべてのカーナビには履歴を記録する機能が備わっていますので、車がいつ、どこにいたのか分かります。
- 操作方法はカーナビによって違うので、カーナビの機種名を把握の後、グーグルでマニュアルを調べてみてください。
方法3:車にGPSを仕掛ける
- 小型のGPS自体は容易に手に入ります。"GSPデータロガー"という名前で楽天などで検索すれば5千円くらいから見つかります。
- スイッチを入れてから500時間記録するものがありますので、例えば、前の日の夜にトランクなどに設置しておけば、20日以上の走行履歴を見ることができます。
- とは言え、何日分も記録を見返すのは気が遠くなるほど大変な作業ですので、現実的にはせいぜい50時間くらい充電が持つタイプを選べば良いとのことでした(by 大手探偵事務所)。
- 5千円でも出費したくない人は、子どもに持たせているGPS携帯があれば、それを車の中においておけば、代わりになります。
注意点
- パートナーの了解なしに、スマホなどを操作することは、先ほどから言っているように、法律違反に問われる可能性があります。
- ただし、先ほども言った通り、あらかじめ、盗難された時の事を考えてパートナーのスマホの位置情報を知れる設定になっているならば別です。問題ありません。
- 夫や妻名義の車に妻や夫がGPSを仕掛けることも違法です。万難を排したいなら、名義を変えてからやる事をおすすめします。
スマホやケータイを遠隔操作するアプリについて
スマホやケータイを紛失した時に、現在地を確認したり、パスワードロックなど遠隔操作をしたりするためのアプリがいくつか出ています。
しかし、先ほどから何度か説明している通り、他人のスマホやケータイの中身を盗み見たり、それどころか、操作することは違法と判断され、取得した記録が証拠にならない恐れがあります。
ですので、決してお勧めしません!
と言っても、他で検索されると思いますので一応いくつか紹介しておきます。
ケルベロス
最も有名なAndroid(アンドロイド)ケータイ専用アプリで、テレビ番組でも紹介されたことがあるのでご存知の人も多いかも。
元々は紛失した時に自分のスマホのありかを探すためのアプリであって、他人のスマホを操作するためのアプリではありません。
機能としては、アプリをダウンロードしておけば、現在地が分かるのはもちろん、写真撮影、録音に、音を鳴らしたり、スピーカーから声を出すこともできます。
また、スマホ画面にアプリのアイコンが出ないので、インストールされていることが分かりにくいです。
しかし、ストーカーの人による悪用が目についたため、今では特定のスマホやケータイに頻繁にアクセスしていると、すぐに遠隔操作ができなくなってしまうようになりました。
また、先ほども言ったように、Androidケータイ専用なのでアイフォンでは使えません。
さらに有料です。
Prey Anti Theft(プレイ・アンチ・セフト)
これはアイフォンでも使えるアプリです。無料でもある程度使えます。
これも紛失時用のアプリなので、スマホの現在地を知ったり、ブザーを鳴らしたり、ロックをかけたりといった機能があります。
なお、スマホのカメラを操作して撮影したり、録音したりはできません。
また、スマホ画面にアイコンが出てしまうので、パートナーに知られずにインストールしておくのは相当難しいでしょう。
AirDroid(エアードロイド)
これもケルベロス同様アンドロイド用のアプリで。GPS機能があるので現在地が分かるし、遠隔操作もできますが、上のプレイ・アンチ・セフト同様、アイコンが隠せないし、スマホ起動時に通知が出てしまいますので、まず間違いなくアプリの存在をパートナーに気づかれてしまうでしょう。
まとめ
最も難易度の低い方法は、3番目のパートナーの自白画像の撮影でしょうか。
もちろん、相手によってはシラを切られて終わりですし、警戒を強めてしまう恐れもあるので、パートナーの性格を見極めましょう。